園舎施設
耐震について
平和こども園は、幼稚園部の建物が平成21年3月に、保育園部の建物は平成28年2月に新築していますので、優れた耐震性を備えています。
園舎は鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造です。
平和幼稚園の建物を設計した設計事務所の話では、
「平和幼稚園(平和こども園)は、東日本大震災の津波の被害にあった地域の構造基準より、地域係数で1.2倍、用途係数で1.25倍の合計1.5倍の強度での設計になっています。」
とのことでした。
また、緊急地震速報を受信すると園内に緊急放送が流れる設備も導入し、少しでも怪我人が出ないよう努めています。
さらに、平和こども園は地元である三島町と、津波避難ビルとして利用していただける提携をいたしました。いざという時には地域の皆さまの避難先としてお役に立てる施設となっています。
登降園時の地震発生について
登降園のバスには、携帯電話が積まれています。
災害発生時には携帯電話のほとんどが通信会社の規制のために通話できなくなってしまいますが、この携帯電話は「災害時優先回線」のため、災害発生時にも通話をしやすくなっています。
災害発生時には、登降園の各バスはそれぞれ決められたルールに従って避難するとともに、バスの現在地や送迎状況などを園まで連絡します。
これに基づき、園から送迎中の保護者の皆さまに、登降園中の園児の状況をメールで一斉配信するシステムを取り入れています。
また、当園で採用しているバスキャッチシステムでは、保護者の皆さまは登録したスマートフォンやパソコンで、バスがどのあたりにいるかおおよその位置を表示することができます。これにより、災害時にもバスがどのあたりに避難しているかを確認していただけます。
津波について
静岡県が平成25年6月27日に発表した第4次被害想定において、レベル2(南海トラフ巨大地震のように、発生頻度は極めて低いが、発生すれば甚大な被害をもたらす、あらゆる可能性を考慮した最大クラスの地震・津波)が発生した場合でも平和こども園には津波は到達しないとされています。
しかし、平和こども園としては、その最大クラスを超えた津波が発生することも考慮し、地震の避難訓練では海抜10.5mの屋上に全園児が避難するなど、対策を考えています。
右の地図をクリックすると、大きな画面で地図を見ることができます。
※地図
静岡県第4次地震被害想定(第一次報告)の津波浸水域図(静岡県公式サイトより)
その他
園内の窓ガラスはすべて強化ガラスとなっています。
万が一割れてしまった場合も粉々に砕けるため、鋭くとがったガラスの破片により怪我をするというリスクを抑えられます。
園内各所に防犯カメラを設置し、防犯対策に努めています。
園内には2台のAEDが設置されています。
職員も定期的に救急救命講習を受けています。
園内の出入口は、普段はオートロックにより施錠されています。防犯カメラと併せ、不審者の進入を防ぐようにしています。
お問い合わせ
園の施設・防災・安全対策について、より詳しくお聞きになりたい方は、園長よりご説明しますので、園までご連絡ください(電話:053-443-1500)。